World Sports  ペタンク
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**ペタンクの概要**

<<イメージ>>

■ペタンクは手を使ってボールを転がす、投げる、ぶつけるだけの単純なスポーツですが国際大会まであるワールドスポーツです。日本には30年以上前に入って来たにも拘らず普及速度が遅く知らない人が多い、それ故に日本の実力はまだまだ下位のクラスです。東南アジアではタイ、ベトナムが強い国です。日本ではスポーツとしての捉え方がなく高齢者のレクレーションとして細々と行って来たと言われております。野球やサッカーの様に派手さ、躍動感はありませんが奥の深いスポーツです。他のスポーツに比べ体力消耗は少なく小学生から高齢者まで年齢の違った者同士がプレイできるスポーツでもあります。長期間経験する事で得られる奥の深さが人生を豊かにしてくれます。


■ペタンクは陸のカーリングと呼ばれ面白さと試合運びがカーリングにとてもよく似ています。それと言うのもカーリングはペタンクから派生したスポーツなのです。 ピョンチャンオリンピックのカーリング3位決定戦をご覧になりましたか?手に汗を握る戦いが印象的でしたね。決定戦に勝利して銅メダルに輝いた事が,昨日の出来事の様に蘇ってきます。英国の最終ストーンを投げた人の気持ちが痛いほど伝わって来ました。何故ならペタンクを経験している人であれば同じ心境に立たされる場面を幾度となく経験しているのです。是非ペタンクを経験なさって見て下さい。 ※次回開催の中国オリンピックの時にはもっと深い感動を味わう事が出来ます。
■ペタンクの競技場所は、整備不良のグランドは当たり前、駐車場の様な小石がゴロゴロの所でも競技場所になります。場所があればどの様な所でも競技場になります。その上コートの広さは1面15x4mの縦長の狭い場所で十分競技ができます。コートを選ばず、天候を選ばず、雨が降ろうが、雪が降ろうが行う事の出来る非常にワイルドなスポーツでもあります。でも体力に合わせ限度を決めなければ病気を誘発します。我々高齢者は虚弱体力ゆえに天候と相談しながら細々と楽しんでおります。
■ペタンクはスポーツとして残念ではありますが認知度があまりにも低い故にどのクラブも高齢化が進み若い人の参加を待ち望んでいます。ペタンクは一度始めて3か月続けると、もうとりこになってしまう魔性の魅力を持ったスポーツへと認識がガラリと変わってゆきます。実に不思議なスポーツなのです。

それと言うのもペタンクは他のスポーツに見られない独自のルールがあります。他のスポーツではゴール目標は不動のものですがペタンクは時として動くのです。動くと言うよりも動かしたと言うのが正しかろう。動くからこそ一瞬の予測が出来ない逆転、逆転の応酬になる事があるのです。又、失敗した死に球が生き返る事も起こり最後まで勝負の行方が分からずどんでん返しが起こります。このどんでん返しによって思いがけないゲーム運びになることが予測できないのです。

予測できないからこそわくわく感の面白味が尽きないのです。サッカーの様にオウンゴールもあり泣き笑いが絶えないので次回は負けまいとする気持ちが増幅されます。 世界があなたを待っています、日本ペタンク連盟が推薦する、埼玉県ペタンク連盟が推薦する世界戦にトライして見て下さい。先ずローカルクラブに入って仲間入りしましょう。

■チーム対戦の場合に必要な役割分担は試合を有利に導く為に欠かす事の出来ない手段です。ペタンクにおいても大抵ダブルス2:2かトリプルス3:3で行われる為に上手くなればなるほどチームメンバーの役割分担が重要になってきます。 ポワンテ(ビュットに寄せる) ポルテ(障害物を避けてビュットの近くに落す) ティール(相手チームのボールを狙い弾き飛ばす。ベストはカロと言って飛ばした後に自分の球は相手の球があった場所に残る) この3つの動作の技術力で勝敗が左右されます。練習もこの練習を繰り返し行う事でチームの技術能力があがり勝利への道が開けて行きます。さいたま市ではこの様な能力を身に着けているぺタンカーは今のところ残念ですが一人もいません。これから若い世代の人にペタンクを知って戴き選手として活躍を願っています。
■ゲームを始めるにあたり先攻、後攻を決める、日本人の定番じゃんけんが一番多いようです。 「最初はグーじゃんけんほい」誰が考えたのか日本列島北から南の端まで通じる言葉。先攻がビュット(直径3センチの木製の球)を投げる位置から6〜10m以内と定められているので目測で投げる位置を決めて投げる。しかし投げたビュットの位置が範囲外の所に止まった場合は相手チームがビュットを範囲内に置き直す。第一投のボール(鉄の球)をビュットに近づける意識で投げる。次に後攻めがボールを投げる。ゴルフと同じ要領でビュトを中心としてボールが遠いチームから次々と投げる、双方のボールが無くなるまで投げる。投げ終ったところで一区切り(1メーヌ)が終わり得点確認をする。2メーヌの始まりは1メーヌの終わりにビュットがあった位置にサークルを持ってきてそこからビュトを投げて2メーヌ目を開始する。投げる位置がメーヌ事に変わり変化があります。11点を先に取ったチームが1回戦の勝ちとなります。ルールは日本ペタンク連盟が定めるルールに則り行うが時には特別ルールを作る場合もあります。
■ペタンクには室内用と室外用のボールが用意されております。室内用は言わずとも知れた体育館で行う事が出来るソフトなボールを使います。コートのサイズ、ルールは室外とも同じです。ボールには練習ボールと試合に使える公認ボールに区分けされています。室外のボールは鉄製です。身体への負担は大きく室内に比べて外気温度を直接感じる為に健康に注意が必要になります。夏季には熱中症冬季の感冒などの病気予防が大切になります。グランドにライン用の麻ひもなどでコートを作りゲームを始めます。市の理解を得られたクラブでは市の費用で専用コート(砂利、砂地、小石面)が何面も作られている恵まれた環境が整った行政市もあります。さいたま市では専用コートは無くフリーの公園で活動しているクラブが多いのが現状です。

<<基本動作>>

説明できる能力がありません、フロントページの秋田県ペタンク連盟の説明と動画を参考にして下さい。

<<その他>>

■試合前に得点11点制、13点制、制限時間〇〇分などのルールを決めて全員に知らせる。 得点圏の範囲はビュットまでの距離で相手チームのボールと比べて近い、遠いを決めて点数を数え先に11点、13点取得する事を競う競技です。その距離測定方法が近代的ではないのです。大工さんが使用しているメジャーを使っての測定ですので精密には測定できないのです。もめごとの原因に1ミリの差で勝負が決まる事もあり大変です。  視力、判断の良し悪し、測定のくせ、測定器の検査済みが確認できない物を使用しているなどなど微妙な試合運びになる事もあります。測定している人を全面的に信用するおおらかさを養う必要があります。
■ペタンクのルールは野戦式なので細かく決まっていても忠実に守り実行しているかと言えばそうでもなく、いい加減のところもあります。投げる時には直径50センチのサークルを踏んで投げてはいけないとあるが多くの人が踏んで投げている場面を見かける。ビュットの位置は6から10mと定義されているが怪しい時に相手チームに大丈夫ですかと確認しても素知らぬ顔で黙っている。第一投を投げ終わると同時に出てきて計測をする。気分が晴れ晴れしない事もある。計測を何度も繰り返す人もいる。又は、紳士のスポーツと言われているには大声で今度はどいつらだとののしる輩もいるとにかく10人十色いろんな人と出会うのもペタンクの姿なのです。全て作戦なのであろう陰湿な部分を披露する相手チームにあたった時には気分は良くない、それでも次があると諦めが肝心です。国際大会はローカル試合と違いシビアであるだろう!
■勝負は技能だけではありません、駈け引き、チームワーク、運、不運 積極的 等々が行方を左右させます。
■ペタンクに使われる言葉はごちゃ混ぜ語なんです。フランス語、英語、日本語が使われ外来語になっている。でも意味の通じない言葉を使う事も時々あります。例えば、ボールを的に一番近づけた事を入ったと言ううんです。穴もないのに入ったとはどいう事なのかと最初は戸惑います。抵抗を感じて最初は中々使えないのですが、慣れて来ると抵抗もなく使っているんですよ! ペタンクの服装はラフなのでボールを持っていれば、通りがかりに声を掛けて気軽に仲間になる事が出来るのです。どのクラブでも喜んで迎え入れてくれるでしょう。他のスポーツの様にユニフォーム、靴、帽子、などなどありません。でも最低限のマナーは必要です。特にコロナの罹患を防ぐために上部団体からの通達が発せられているおり衛生面における注意事項は守らねばなりません。
■組み合わせ
・男性のみ ・女性のみ ・男女混合 ・ジュニア(11才から18歳まで) ・夫婦 ・80歳以上 等々次々と新しい組み合わせが考えだされ楽しみ方も変わって行きます。試合は1日かけて 午前中は1ブロック(4チーム)リーグ戦3試合 午後は午前中の勝者チームだけのトーナメント 敗者チームのブロック(4チーム)のリーグ戦を行う。但しあくまでも1例の事です。主催者側の思考で形式が変わります。ジュニアと成人の戦いは組まれていません。ジュニアだけで組み合わせを行っています。
■ボールの規格
金属製、大きさ=70.5mm〜80mm、  重さ=650g〜800g、硬度35HRC(110Kg/mm2)
ジュニア用   大きさ:6.5mm   重さ:600g
■スケールの上がボール下がビュトです。ボールは練習専用ボールと試合で使用可能な公認ボールがあります。どちらも中が空洞になっていて真球です。製造過程においてゆがみが生ずることがあります。精密測定器でない限り素人目では全く分かりません又空洞の中に不純物などを入れた不良品もあるそうです。赤い小さな球がビュットです。ビュットは木製で球を4等分したものを張り合わせて球にしています。試合の中でビットにボールが当たった衝撃で貼合わせの接着剤が劣化している場合は割れて写真の様に分解してしまいます。